関門海峡。当研究の活動において、文面には出てこないものの、これまでたびたび通過してきた。九州・四国麺巡りの旅では関門トンネル(山陽本線下り)、長崎事件簿2008 長崎は今日も○○だったでは新関門トンネル(山陽新幹線)、県道1号探訪記 ちょっと変わった日本縦断では関門橋(関門自動車道)、R2未踏の地、高知県と愛媛県 ついでに多賀神社では関門トンネル(国道2号)といった具合である。
しかしながら、当研究所の歴史において、まだ利用していないルートがあった。関門トンネル(山陽本線上り)と関門トンネル人道である。今回、せっかくの機会を得たので、この両者を通ってみることにした。
小倉駅から14:29発の門司港行 普通列車に乗車。 門司駅で14:35発の下関行き普通列車に乗り換え、そのまま関門トンネルへ。14:35、下関駅に到着。これにて関門トンネル(山陽本線上り)は通過完了。

JR下関駅
あっさりと終わってしまった。いいのかこれで。
下関側の関門トンネル人道入口へはバスを利用する。下関駅バスターミナルの1番乗り場から出ているバスであれば、基本的にどれに乗ってもよいようだ。

下関駅バスターミナル
最寄りのバス停は御裳川。「みもすそがわ」と読む。下関駅から9番目のバス停だ。所要時間はおよそ12分、料金は260円。

御裳川バス停
振り返ると関門トンネル人道の入口がある。歩行者は無料。原付50cc以下と自転車等は20円。自転車はおよびバイクはエンジン停止のうえ、押して通行せよとのこと。そして、危険物、犬、猫等の持ち込みはできないとのことだ。

関門トンネル人道入口(下関側)
エレベータで地下へ。エレベータは2機あり、どちらに乗ってもよいようだ。せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!。

エレベータ(扉は赤くない)
エレベータを降りると、そこは下関みもすそ川町。いや、降りなくてもみもすそ川町か。

国道標識(下関側)
エレベータの乗降口付近はちょっとした待合室のようになっており、観光案内等のパネルが展示してある。ざっとパネルに目を通したところで、門司に向かって出発。

通行区分表記(下関側)
門司まで780m。普通に歩けば10分から15分程度の距離だ。中心付近が最も低くなっているため、下関、門司のどちらか入っても、いったん下って上ることになる。

関門トンネル人道内
トンネルの壁面には魚や海藻の絵が描かれ、殺風景にならないよう気が遣われているようだ。歩き出してから約ちょうど5分、トンネル中央付近の県境に到着。

山口・福岡県境
上り坂に転じたトンネルをさらに歩くこと6分。門司側の乗降口に到着。これにて関門海峡を横断するトンネルはすべて制覇したことになる。満足、満足。

国道標識(門司側)
下関側と同じように、エレベータに乗って地上へと向かう。エレベータを含め、入口の構造は下関側とだいたい同じ。

関門トンネル人道入口(門司側)
ただし、門司側は下関側と違い、ここから先に移動する手段が少ない。基本的には門司港駅方面へ向かうしかないと思われるが、バスの本数は下関側と比べてぐっと少ない。平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線を利用するという手もあるが、最寄りの関門海峡めかり駅まで500mもあるうえに、40分に1本しかなく、最終が17:00と早い。
というようなことを調べもせず、思いつきで門司に上陸してしまった。とりあえず目の前の案内にしたがって関門海峡めかり駅へと移動。ちょうど15:40発の列車が出るところで、ぎりぎり乗り込むことができた。

関門海峡めかり駅
出光美術館駅で列車を降り、門司レトロ地区を散策しながら門司港駅へ。JR鹿児島本線で小倉駅へと戻る。短い時間ではあったが、関門海峡を十分堪能することができた。
門司港駅から16:06発の大牟田行 普通列車に乗車。小倉駅でいったん下車した後、再度下関駅へと向かい、唐戸市場付近で夕食を済ます。その後、関門連絡船で門司港へ。トンネルと橋だけでなく、航路による関門海峡横断も果たすことができた。
そうそう、今回の旅も関門海峡めかり駅で切符を買うとき以外は誰とも会話しなかった。ぼっち旅にお勧めのコースだということを述べて、本稿の締めとしたい。