長崎事件簿2008 長崎は今日も○○だった

はじめに

今回は不謹慎ネタ満載です。というかそれのみで構成されております。あらかじめご承知おきください。

長崎と聞いてみなみおねいさんを思い出すのは素人

2008年2月24日、日曜日。午後12時29分。かもめ13号にて長崎駅に到着。駅を出てすぐに、まずは駅前の伊藤一長 前長崎市長の選挙事務所跡へ。

長崎市長銃撃事件
2007(平成19)年4月17日、選挙運動の遊説から戻る途中の伊藤一長 長崎市長(当時)がJR長崎駅近くの選挙事務所前の歩道で銃撃され、翌4月18日未明に死亡した事件。銃撃した男は公共工事を巡り、あるいは市の発注した道路工事現場で事故を起こした際に車両保険が支払われなかったことを恨んでいたとの報道があるが、動機についてはなお不明である。

報道のとおり、まさに駅前なので徒歩1分で到着。現在は貸しテナント募集中らしい。

長崎市長銃撃事件 現場
長崎市長銃撃事件 現場

写真の左側、シャッターが下りた建物が選挙事務所跡。そして右側のタクシーの向こうに見える横断歩道が銃撃した男が取り押さえられた横断歩道である。ちなみに、メインで写っている西九州第一ホテルは事件とは無関係だ。

続いて、長崎バスジャック事件の舞台となったガソリンスタンドへ。

長崎バスジャック事件
1977(昭和52)年10月15日、長崎県平戸市から長崎市に向けて運行中の西肥自動車の路線バスが、大村市内において散弾銃で武装した二人組の男に乗っ取られた。その後、バスが長崎市内のガソリンスタンドに立ち寄ったところ、スタンド店員の通報を受けた警察がバスのセルモーターの電気配線を外して発車できないようにしたうえバスを包囲。翌10月16日未明に警察はバス内部へと強行突入、主犯を射殺した。

さて、伊藤選挙事務所跡から徒歩3分。あっという間に到着。

長崎バスジャック事件 現場
長崎バスジャック事件 現場

この付近にはガソリンスタンドがたくさんあってどれが当該のものか悩むのだが、当時のニュース映像に「御用命は当SSへ シェル石油」の文字が見えること、また、新聞記事に「新出光石油 八千代町SS」とあることから、このスタンドとみていいだろう。伊藤市長が撃たれた当時、選挙事務所前のスタンドがバスジャック事件の現場だと騒がれたが、そのスタンドではない。

こうしてみると狭い地域にいろいろ集中しているような気がする。平地があまりないせいかもしれないが。

かといって長崎萠はマニアックすぎる

そのまま歩いてヤマダ電機テックランド長崎本店へ。ここは長崎男児誘拐殺人事件で被害者の男児が誘拐された現場だ。

長崎男児誘拐殺人事件
2003(平成15)年7月1日、ヤマダ電機テックランド長崎本店に家族と買い物にきて一人でゲームコーナーで遊んでいた当時4歳の男児を、加害者の当時12歳の少年が「両親に会いにいこう」と騙して連れ出した。路面電車に乗り、商店街を連れ回した後、長崎市万才町の築町パーキングビル屋上で男児を全裸にし、腹などに殴る蹴るの暴行を加えた上、男児を屋上から突き落として殺害した。

誘拐があったのは午後7時頃だが、あまりにも近いのでこちらもあっという間についてしまった。

長崎男児誘拐殺人事件 誘拐現場
長崎男児誘拐殺人事件 誘拐現場

加害者と同じように路面電車に乗り、殺害現場となった築町パーキングへ。それにしても路面電車の混んでること。これだけ人が乗っていればおかしいと思う人がいてもよかったような気がするのだが。加害者と被害者は、端からは兄弟のように仲良く見えたのだろうか。

長崎男児誘拐殺人事件 殺害現場
長崎男児誘拐殺人事件 殺害現場

こんなところから突き落とされたらそりゃ死ぬわな。

以上、俺の長崎終わり。え?早過ぎじゃないかって?だってグラバー園とかひとりで行ったら虚しいだけやんけ。宿に向かい、ビールを飲んで早々に就寝。

たいらいさおを育んだ街、佐世保

さて、日は変わって2月25日、月曜日。世間一般は平日だ。国公立大の前期日程の試験日でもある。そんな中、長崎5:53発の列車で佐世保へと向かう。ディーゼル列車に揺られること2時間ちょっと、佐世保に到着。駅前のコインロッカーに荷物を詰めて身軽になる。

佐世保駅前9:07発の弓張岳行きバスに乗車。目指す先は長崎県佐世保市女子児童殺害事件があった小学校だ。そのものずばり、大久保小上というバス停で下車。バス停は事件の舞台となった学習ルームがあった場所の目の前。あまりにストレートな出会いに少しばかりあせる。

長崎県佐世保市女子児童殺害事件
2004(平成16)年6月1日午後、佐世保市立大久保小学校で、6年生の女児が同級生の女児をカッターナイフで切り付け、死亡させた事件。ウェブサイト上の掲示板などに身体的特徴を中傷する内容を被害児童が書いたことを恨んでの犯行らしいが、小学校内において、カッターナイフという身近な道具を使って同級生を殺害したという点、きっかけがインターネットがらみらしいという点において、世間に衝撃を与えた。

長崎県佐世保市女子児童殺害事件 現場
長崎県佐世保市女子児童殺害事件 現場

思ったよりも小さい学校で拍子抜けだ。もっとも、事件当時、児童数200名弱とかだったのでこんなものかもしれない。学習ルームがあったバス停側からの写真も撮りたかったのだが、工事業者と思われる人たちがいたので断念。小学校にカメラを向けただけで逮捕されかねない世の中だしね。

さて、事件の詳細については長崎県教育委員会の報告書を参照されたい。もっとも、長崎県教育委員会のトップページからこの報告書は削除されてしまったようだが。なかったことにしたいんだろうね、やっぱり。

そして巻来功士を育んだ街、佐世保

小学校から坂を下りて佐世保市街へ。バスを待とうかとも思ったが、歩いた方が早そうなので歩くことにした。相生橋で佐世保川を渡り、国道35号へ。佐世保駅方面へ少し歩いてから交通公園方面へと向かう。そう、皆の記憶も新しい佐世保銃乱射事件の舞台、ルネサンス佐世保へやってきた。

佐世保銃乱射事件
2007(平成19)年12月14日午後7時過ぎ、佐世保市のスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」において、二階の入り口から侵入した男が二階フロアで散弾銃のようなものを乱射。スポーツクラブの水泳インストラクターの女性と、男の友人とみられる男性が射殺された。翌15日未明、容疑者の男は自宅近くの教会で自分自身を撃って自殺。容疑者死亡のため長崎地検佐世保支部は不起訴処分とし、事件の動機は未解明のままである。

このスポーツクラブの1階はスーパーであることは事前に知っていたので、店が開くと思われる午前10時前には到着するつもりだったのだが、着いたときにはもう開いており、人がいっぱいいた。どうやら9:30開店らしい。なのであまり近寄らずに写真を撮る。

佐世保銃乱射事件 現場
佐世保銃乱射事件 現場

さすがに歩くのが嫌になったので、近くの市民会館前バス停からバスに乗って佐世保駅前へと戻る。最後に目指すのは、佐世保銃乱射事件の容疑者の男が自殺した教会だ。

佐世保駅前から10:28発の西小島・石岳経由下船越行きのバスに乗る。バスに揺られることおよそ30分、石岳動植物園前バス停で下車。そこから歩いて教会の入り口へ。チェーンがかかっていて中には入れなかった。まあ、私はただの野次馬なのでこれで十分だ。

佐世保銃乱射事件 容疑者自決の地 入り口
佐世保銃乱射事件 容疑者自決の地 入り口

…んなわけあるか。せっかくここまで来たのだ。いったん石岳動植物園の前まで戻る。ちょうど幼稚園児の遠足に出くわす。君たち、俺みたいな汚れたな大人になっちゃダメだぞ。と、心の中で声を掛けつつ、近くの石岳展望台へと向かう。約1kmの上り坂。幸い、バスがくるまでまだまだ時間はある。

展望台に向かう途中、映画「ラストサムライ」の冒頭で流れた九十九島のシーンを撮影したという場所があった。そこに立ってみると、見えた、教会だ!ほんのわずか、てっぺんしか見えないが、十字架こそ教会の証。これが容疑者が最期を遂げた教会にほかならない。

佐世保銃乱射事件  容疑者自決の地 てっぺんだけ
佐世保銃乱射事件 容疑者自決の地 てっぺんだけ

終わった。石岳を下りて、石岳動植物園バス停12:27発のバスに乗り、佐世保駅まで戻る。これにて俺の佐世保も終了。というか長崎旅行のすべてが終了。

佐世保バーガーも食べなければ長崎ちゃんぽんも食べずに、本当に事件の現場だけ回って終わってしまった今回の旅。この後、原因不明の高熱に襲われ咳が止まらず、一週間ほど苦しむことになったが、たまたまだよね、きっと。

[先頭に戻る]

Copyright (C) 2008-2024 烏合総合研究所