dynabook SS M51 240E/3W 再生中古PC

はじめに

2014年4月9日、Windows XPのサポートが終了する。そこで、これまで当研究所で運用してきたFMV-BIBLO LOOX U50WNの後継機の導入することにした。

ちょうど4万円台のWindows 8.1タブレットが出そろった時期で、そちらに心惹かれたりもした。しかし、当研究所の運用ではキーボードが必須であることから、やはりノートPCにしたい。かといって使用頻度はそれほど高くないため、できるだけ費用を抑えたい。

そんな事情から選んだのが、dynabook SS M51 240E/3Wの再生中古品である。2009年2月の発売だから5年近く前の機種だ。そんな古いPCのレビューがいまさら需要があるかどうかわからないが、せっかくなのでここで報告しておく。

初期構成

購入した機体の型番はPPM5124EVZSHU。CPUはIntel Core2 Duo P8600 2.40GHz、メモリ2GB(1GB×2)、HDD 80GB。液晶は13.3型で解像度は1280×800ドット。プレイントールOSはWindows Vista Business 32bit版 SP1だったようだが、購入時には再生中古PC用のWindows 7 Home Premium 32bit SP1がインストールされていた。リカバリメディアは32bit版、64bit版の両方が付属するので、64bit版に入れ替えることもできる。

これだけそろってイオシスで24,800円。塗装の一部がはげかかっていたり多少くたびれた感があるが、キーボードと液晶はきれいにクリーニングされていて、実用上はまったく問題ない。

dynabook SS M51 240E/3W
dynabook SS M51 240E/3W

液晶がグレア(光沢)タイプであることと、外部映像出力がアナログしかないことが強いていえば不満だが、それ以外は求める機能がすべて備わっている。LANは無線、有線ともに使えるし、有線は1000Base-Tである。

キーボードはピッチ、タッチともに申し分ない。USB2.0も3ポートあり、マウスとほかのデバイスを同時に使用できる。光学ドライブはなくてもよいが、あればあったでOSのインストール時に便利である。モデムと指紋認証はさすがに使わないか。

底面に貼られたシールから推測すると中国で使用されていたようだ。たぶんリース落ちなのだろう。仕入れ値は相当安そうだ。こちらとしては助かるけど。

アップグレード

初期構成でもWindows 7の運用には問題ないが、当研究所では車での移動が多く、しかも悪路に突入することが多いことから、できればHDDからSSDに換装しておきたい。ついでなので、メモリも32bit OSの限界まで増やしておいたほうがよさそうだ。

そんなわけで、機体が届いて1週間もしないうちに、SSD化およびメモリ増設を図ることになった。SSDは東芝 HDTS212XZSTA(128GB、SATA 6Gbps、MLC)、メモリはCFD販売 D2N800CQ-2GLZJ (2GB、200Pin DDR2 SO-DIMM、PC2-6400、DDR2-800、CL5)×2枚。それぞれPCワンズで9,980円、6,760円。SSDはもちろん、メモリも初期構成からの入れ替えとなる。メモリは1GBほど無駄になるが、それはそれ。気にしない。

換装は簡単だ。裏面の相当箇所のネジを外し、カバーを外せばすぐアクセスできる。作業は10分もかからず終了。

裏面のカバーを外したところ
裏面のカバーを外したところ

換装後、Windows 7を再インストール。ドライバは東芝のサポート情報ページからWindows 7 アップグレードモジュールとして入手。こちらの作業もスムーズに進み、1日ほどでWindows 7環境ができあがった。

かかった費用は41,540円(送料等は含まず)。結果的には初期に検討したWindows 8.1タブレットとほぼ同等となった。Windows 8.1タブレットには安価にMicrosoft Officeを入手できる機種があり、その点では負けているかもしれないが、当研究所ではもともとMicrosoft Officeを利用していないので、その点はたいした問題とならない。

性能

例によってベンチマークに興味はないのだが、Windows エクスペリエンス インデックスを測定してみた。

Windows エクスペリエンス インデックス
Windows エクスペリエンス インデックス

2013年2月に組んだPentium G2100T+H77M-ITX機に比べるといまひとつではあるが、2010年2月にWindows 7を導入したAthlon X2 5050e+M4A78-EM機と比べると、グラフィックス以外は同等以上の性能がある。これなら十分実用に耐えるだろう。

既存PCとの比較

移行前後でどのくらいPCの大きさが変わったのか比較してみる。FMV-BIBLO LOOX U50WNはは5.6型ワイド液晶、dynabook SS M51 240E/3Wは13.3型WXGA液晶であるから、かなり大きくなるのは覚悟していたが、こうして並べてみるとだいぶ違うことがわかる。

上がFMV-BIBLO LOOX U50WN、下がdynabook SS M51 240E/3W
上がFMV-BIBLO LOOX U50WN、下がdynabook SS M51 240E/3W

本体はもちろん、ACアダプタもdynabook SS M51 240E/3Wのほうが大きく、持ち運びという点ではLOOX U50WNに劣る。しかし、最近は車での移動が増えて、重量増加はそれほど苦痛にならないことや、ちょっとした用事ならスマホで事足りるため、わざわざノートPCを持ち運ぶ必要性が薄れたことから、可搬性はそれほど重要な項目ではなくなった。

上の写真ではやたら大きく見えるが、実際はA4ファイルサイズなので、たいていのビジネスバッグなら入るはずだ。当研究所の放浪時によく用いる25Lのザックにはちょうどよい感じで収まっている。

おわりに

液晶のサイズが1280×800ドットしかなく、ふだん利用している1920×1080ドットの環境に比べると作業しにくいかと思ったが、意外と違いを感じなかった。むしろ作業がしやすかったくらいである。

それは老眼で高解像度についていけないだけではという心の声がしたような気がするが、聞かなかったことにして本稿を締めたい。

追記(2020年4月26日)
本機は2020年4月に廃棄しました。

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