北関東の某所にはナンバープレートが付いていない車が多数並んでいるという情報を入手した当研究所は、その真偽を確かめるため早速現地へと向かった。そこで我々が目にしたものは…
いまさらとかいうな。
2016年2月26日 12:35。群馬県館林市。東武佐野線を超える群馬県道7号 佐野行田線の渡良瀬跨線橋を走行中、その場所に気づいた。

館林市大新田町
道路脇の広い空き地の片隅に多くの車が置かれている。これだ、間違いない。そう確信した我々は、様子を見るために近づいた。

スペーシア

アルト&キャリィ

ワゴンR
どうやら情報の半分は本当だったらしい。なぜ半分かというと、車種が聞いていたものとは違っていたからだ。また、敷地いっぱいに車が置いてあるとの話だったが、これでは敷地いっぱいとはいえないだろう。むしろ潰れそうなパチンコ屋みたいだ。
当研究所が入手した情報にはなにか手違いがあったのだろうか。そんなことを考えつつ、次の目的地へと車を走らせた。
国道407号 刀水橋で利根川を渡り埼玉県へ。13:19、妻沼西部工業団地に到着。その一角、22号区画と呼ばれる場所にも、ナンバープーレートがない車が置かれていた。台数が館林市とは比べものにならないことから、こちらが本命だったようだ。

熊谷市妻沼
22号区画の面積は約21,400平方メートル。その広大な敷地の半分ほどに、車がぎっちりと置かれている。ざっと見た感じでは2,000台くらいか。

ジェイド ハイブリッド その1

ジェイド ハイブリッド その2

ジェイド ハイブリッド その3
見渡す限りのジェイド ハイブリッド。同一車種がここまで並ぶと圧巻である。もしかすると奥のほうには別の車種があったのかもしれないが、警備員が巡回していたので早々に引き上げることにした。

ジェイド ハイブリッド その4
悲しいかな、サイドミラーの下には水が流れた跡が残っている車もあった。
最初に館林市を訪れたとき、今回はあまり期待できそうもないと半ばあきらめていたのだが、この現場を見たら俄然やる気が出てきた。ここまでこのような場所が他にもいくつかあるらしい。
国道407号 荒川大橋で荒川を渡る。荒川を挟んで荒川運動公園の向かいにまたもや多数の車が置かれていた。やはりナンバープレートはついていない。

熊谷市手島
時刻は13:09。様々な車種が置かれている。合計するとだいたい数百台から1,000台くらいだろうか。敷地を囲うフェンスが真新しく、周囲の風景から浮いて見える。

グレイス ハイブリッド&ステップワゴン

フリード

ジェイド ハイブリッド

フィット ハイブリッド
堤防の上を散策する人々が行き交う。彼らにとっては見慣れた光景なのか、誰もこの状況を気にしていないようだ。少なくとも地元の人々には当たり前の景色になってしまったのだろう。複雑な思いを胸に現地を立ち去ることにした。
上越新幹線に沿って適当に車を流し、児玉工業団地へと向かう。ここにも大量のナンバープレートなしの車が置いてあるとの情報があったからだ。16:50、目的地に到着。

児玉郡上里町大字嘉美
しかし、車が置いてあるとされている場所にはなにもなく、ただの空き地が広がっているだけだった。まあ、たまにはこういうこともある。ここまで情報の正しさはある程度確認できているのだ。気を取り直して次へと向かう。
国道254号で南下する。小川町に入る頃にはすっかり日が沈んでしまった。埼玉県道30号 飯能寄居線で八高線に沿って南下を続ける。そして19:08、最後の目的地の日高市旭ヶ丘に到着。碁盤の目の状に区切られた造成地の中央付近にその場所はあった。

フィット

ステップワゴン

フリード
暗闇の中、照明を受けて浮かび上がる数多くの車。その数は1000台では済まないだろう。どの車もナンバープーレートは付いていない。周囲はグランドばかりでこの時間だと人通りはほんどないが、近くには学校やショッピングモールがある。熊谷市手島と同様、近所の人々にとってはもはや見慣れた光景なのかもしれない。
それにしても、どうしてこんなにたくさんの車が置いてあるのかまったく謎である。敷地がすべて未舗装というのも気になる。まあ、我々が与り知らぬなんらかの事情があるんだろう。
白々しいとかいうな。