当研究所のメインコンテンツ「放浪記」が停止してから2年が経過した。新型コロナウイルス感染症の拡大防止の重要性は理解できるが、いつまでも引きこもっていられない。移動手段は自家用車のみ、近場の日帰りに限定して、ぼちぼちと放浪を再開することにした。
目指すは長野県東部。当研究所が位置する茨城県から適度な距離があり、軽井沢を除けばそれほど混雑しないはずだ。というわけで、晩秋の信州を車で巡ってみた。
2022年11月12日、中央自動車道 須玉ICから約1時間。長野県南佐久郡佐久穂町へとやってきた。佐久穂町ショッピングパーク・ラーチに車を停めて、場所を確認する。目的の北沢の大石棒はすぐ近くらしい。
佐久穂町ショッピングパーク・ラーチから約5分、Google マップとスーパーマップル・デジタルを頼りに目的地付近へやってきた。だが、それらしいものは見つからない。佐久穂町指定文化財(有形文化財)と聞いていたが、案内するものはなにもない。
車を中部縦断自動車道の高架下付近に停め、Google マップを頼りに徒歩で探索する。アッー!あれだ!

大石棒遠景
どう見ても私有地です。本当にありがとうございました。
アプローチする道はきちんと整備されていて、大石棒を間近で見ることができる。すぐ隣には佐久穂町教育委員会の解説が掲げられている。

北沢の大石棒
近寄って見てみると、くびれの下にカスのようなものが付着している。苔のようだ。

大石棒くびれ
凝灰岩が4,000年以上も中折れせずにここに勃っていたというのはなんか解せないと思ったが、帰宅後に調べたところ、1919(大正8)年に目の前を流れる北沢川の改修工事により出土し、その後あの場所に勃てられたらしい。なるほど。
10分ほど現地に滞在していたところ、近くに車が停まった。降りてきた二人組がこちらに向かってくる。大石棒がお目当てのようだ。この場は彼らに譲り、次の目的地へと向かう。
佐久穂ICから中部横断自動車道に入り、佐久小諸JCTから上信越自動車道を上田方面へ。上田菅平ICで降り、国道144号を鳥居峠方面へと進む。真田氏記念公園前交差点を右折し、約800m先の出早交差点を左折すると次の目的地、男石神社(男石大明神)だ。
隣接する瀧宮神社前に車を停め、まずは瀧宮神社を参拝する。続いて、その奥にある男石神社へと向かう。

男石神社
周囲にそれらしきものはなにもない。なんか事前に聞いていたのとは違う。おかしいと思って拝殿の中をのぞいてみると…ありました。

奉納品 その1
隣の建物の中には対になるものも並んでいた。「男石」神社じゃなかったのか。

奉納品 その2
順番が逆になってしまったような気がするが、あらためて参拝して男石神社を後にした。
その後、上田市街へと繰り出し、とんかつ 力亭でロースかつ定食を食して帰宅。小旅行とはいえ、久々の旅で満足、満足。はいそこ、男臭が漂うとかいうな。