男鹿に猫岩といふものありて人をのぞくなると人の言ひけり。
2024年6月8日、那珂ICから常磐自動車道に入る。仙台東部道路、仙台北部道路、東北自動車道を経て、秋田自動車道 昭和男鹿半島ICから国道101号へ。那珂ICの通過は8:17、昭和男鹿半島ICの通過は14:15。492.0kmをほぼ6時間。目立った渋滞はなかったのでこんなものだろう。途中、10:30頃に鳥の海パーキングエリア、11:20頃に長者原サービスエリア、13:00過ぎに西仙北サービスエリアで休憩。長者原サービスエリアでは昼食としてタン塩丼を食し、1回目の給油。
国道101号を男鹿方面へ。道の駅てんのうに立ち寄り、ババヘラをいただく。300円。道の駅てんのうから再び国道101号を男鹿方面へ。船川港比詰から秋田県道59号 男鹿半島線へ入る。男鹿の市街地を抜けると、これまで片側2車線だった道が片側1車線に変わる。増川集落あたりから左手に海が広がる。見慣れた太平洋とは違い、波が穏やかだ。
さらに走ると潮瀬崎に到着。路肩に車を止めて海岸に降りる。ここには有名なゴジラ岩がある。猫岩の前座として見ておこう。
ゴジラ岩に関してはなんの前知識も持たずにきたので、どこにゴジラ岩があるかわからない。現地に案内板があるとはいえ、道らしい道はない。幸い、先行する観光客がいたので、その後をついていってたどり着くことができた。

ゴジラ岩
うーむ。なんか微妙。撮影する角度がかなりシビアっぽい。それに加えて背景の効果も大きいようだ。いかにもゴジラという感じで撮るには、腕と機材とタイミングをすべてそろえる必要があるのかもしれない。
せっかくここまできたので、塩瀬埼灯台に立ち寄る。足元には透明度が高くきれいな海が広がる。振り返ると帆掛島が見える。ハマヒルガオがよいアクセントだ。

帆掛島
風が出てきたので車へ戻る。途中の潮だまりではカニと巻貝の姿が確認できた。これだけでもここまできた甲斐があった。しかし、メインディッシュはこれからだ。猫岩を目指して車を走らせる。
ゴジラ岩がある潮瀬崎からおよそ1km。門前漁港に到着。港に車を止め、待望の猫岩のもとへ。

猫岩(門前漁港)
うん。思ったよりも猫だ。ところが、下から見てみるとまったくの別物である。

猫岩(真下から)
猫というより亀ですな。なにはともあれこれにてミッション達成。満足感とともに、猫岩のすぐ近くにあるRock Cat cafeでアイスコーヒーをいただく。店を出たところで再び猫岩を仰ぐ。

猫岩(Rock Cat cafe前から)
やっぱり猫だ。猫だよな。うん。猫だ。
秋田県道59号 男鹿半島線、国道101号、秋田県道56号 秋田天王線、国道7号を経て秋田市街へ。コスモ石油 臨海SSで2回目の給油をすませ、予約していた川反のビジネスホテルに入る。秋田川反漁屋酒場で秋田の郷土料理を堪能し、就寝。この日の走行距離はおよそ600km。ほとんど高速道路とはいえ疲れたのか爆睡。
翌朝、8:00過ぎに宿を出る。秋田市公営駐車場に車を止め、秋田駅ビル トピコにてお土産を購入。秋田中央ICから秋田自動車道へ入り、東北中央自動車道、東北自動車道、磐越自動車道、常磐自動車道で帰宅。秋田中央IC 9:19、十文字本線料金所 10:01、天童本線料金所 11:53、米沢北本線料金所 12:31、福島JCT 12:58、水戸IC 15:45。477.4kmをおよそ6時間半。途中の一般道を考慮すると、まあまあのペースだったといえるだろう。
途中の休憩は道の駅おがち、福島松川パーキングエリア、安達太良サービスエリア。福島松川パーキングエリアでは昼食、安達太良サービスエリアでは3回目の給油。その後は休むことなく水戸ICまで走り切った。東北自動車道はカーブや坂が多く、往路よりも緊張が要求されるルートであった。
この猫岩、いまのところゴジラ岩よりも圧倒的に知名度が低く、男鹿半島・大潟ジオパークのWebサイトにも記載がない。ゴジラ岩にいた観光客がここにはまったくおらず、落ち着いて鑑賞することができた。
このご時世、それまで平穏だった場所がちょっとしたきっかけで映えスポット化してしまう。そうなったら手遅れだ。吾輩はSNSで多少有名になったので、猫ながらちょっと鼻が高く感ぜらるるのはありがたい、とはならないだろう。そうなる前に訪問できてよかった。
それにしても、今回の撮影に使ったXperia Ace III SO-53Cのカメラはクソすぎる。早いところ買い換えよう。