雪の神峰山から石尊山まで歩いてみた

きららの里から神峰山

2010年2月14日、イイカンジに雪が降ったので神峰山に登ってみることにした。

日立駅前から東河戸行きのバスに乗り、きららの里前で下車。旧本山トンネルの西側から登る。トンネルへと続く旧道に入ると一面の雪。なかなか楽しい。

茨城県道36号 日立山方線旧道
茨城県道36号 日立山方線旧道

トンネルの入口の少し手前から登山道となる。登り始めるとすぐ、ロープに頼る場所があるが、靴が雪に沈みこんでむしろ歩きやすい。

登山道とロープ
登山道とロープ

尾根筋まで出てしまえばあとは楽勝。山頂に向かって最後の坂が少々きついが、勢いにまかせて登る。目の前に神社の屋根が見えてきた。

山頂まであと一息
山頂まであと一息

1時間ほどで山頂に到着。眼下に日立の市街地が広がる。その向こうは太平洋だ。大煙突が煙を吐いている。

神峰山
神峰山

休憩の後、神社にお参りしてから鞍掛山方面へと下山を始める。

神峰山から羽黒山

歩きながらふと考える。このまま鞍掛山に下りてしまうと、わたくし本日の負け犬ナンバーワンと言っても過言ではないなと。羽黒山に寄って石尊山頂をGETすればプラマイゼロになるのではないかと考えるのだがね、キミイ?

鞍掛山方面への道
鞍掛山方面への道

ということで、とりあえず羽黒山へと向かう。途中、沢平へ向かう道との分岐があるが、この道はあえて無視。明らかに道があるところを歩いても面白くもなんともない。地図上では、羽黒山頂の近くから小木津山林道に出る道があることになっているのだ。こちらの道のほうがよほど面白そうである。

沢平方面への分岐
沢平方面への分岐

羽黒山に到着。途中で石尊山方面の分岐があったはずなのだが、まったく気がつかなかった。まあいいや、戻りながらじっくり探すことにしよう。

羽黒山
羽黒山

羽黒山は周囲よりも少々高いというだけで、展望はほとんどない。小休止の後、神峰山方面へと引き返す。はてさて、石尊山へ向かう道は無事見つかるのだろうか。

羽黒山から東連津川

どこが石尊山への分岐なのかさっぱりわからない。2万5000分の1地形図を参考にしているが、日立市内の山中の地図はあまりあてにならない。地図上の道はなかったことにして、地形を頼りにあたりをつける。

石尊山への分岐
石尊山への分岐

ここから北へ向かって歩き始める。積雪のため道があるのかどうかわからないし、誰かの足跡があるわけでもない。それでも、少し進むとなんとなく道らしいことがわかる。

石尊山への道
石尊山への道

地形図によると、この尾根沿いを進めばよいらしい。だが、進むにつれて尾根がはっきりしなくなってきた。どうやら道を外してしまったようだ。だんだん斜面が急になり、足を踏み出すたびに雪が玉になって転がり落ちていく。最初のうちは面白がっていたが、よく考えたらあまり愉快な状況ではない。いつ自分が転がりだしてもおかしくないのだ。

雪の斜面
雪の斜面

退くにも退けず、進むしかない。道迷い遭難の王道パターンのような気がするが、川の流れる音が聞こえたので無理やり下りてしまうことにした。木々につかまりながら下りていくと、藪の中から道が現れた。東連津川沿いの道だ。

東連津川沿いの道
東連津川沿いの道

ここまでくればもう大丈夫。ちょっと離れたところに送電線の鉄塔へと続く道があった。本当はここに出てくるらしい。まあいいや、結果オーライということで。

東連津川から石尊山

東連津川を渡り、小木津山林道へとあがる。あとは道なりに歩けば石尊山なのだが、ここからが長い。

川沿いの道(下)と小木津山林道(上)
川沿いの道(下)と小木津山林道(上)

林道には轍が残されていた。その上に雪が積もっているので、昨日かそれ以前に車両が通ったようだ。小木津山林道は一般車両進入禁止なので、林業関係者だろうか。

小木津山林道
小木津山林道

それ以外に人の形跡はまったく感じられない。小木津山林道は単調で、一部を除いて眺めがよいわけでもないので、こんな日にわざわざ登ってくる人はいないのだろう。

ところが、小木津山林道の起点、石尊山林道との分岐点近くまであと少しというところで、人の足跡があることに気がついた。私とは反対方向に向かっており、引き返した痕跡はない。ということは、どこかですれ違っているはずなのだが、途中で誰も見ていないぞ。いったいどういうこと?

深く考えてはいけないような気がしたので、なにもなかったことにして先を急ぐ。石尊山まであと少し。海が見えてきた。

石尊山林道
石尊山林道

そんなこんなで石尊山頂上に到着。展望がほとんどないので、いまひとつ盛り上がりに欠ける。

石尊山頂
石尊山頂

山頂から少し下ると、石尊山林道はアスファルト舗装に変わる。中途半端に溶けた雪のせいで滑りやすい。慎重に下っていく。常磐自動車道が視界に入ると林道が終わり、人里に出る。

上石集落
上石集落

これにて今回の旅は終了。そういやこの日は進駐軍のバレンタイン少佐が云々という日だったような気がするが、無縁に終わる。いや、神峰山でスニッカーズを食べたので無縁でもないか。いやまあ、自分で買ったんだけどね(泣)。

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