「『気になるイバラキ』ご当地キャラクタースタンプラリー2017」に参加してみた

はじめに

2017年7月のある日、所用でいわき駅前市民サービスセンターを訪問する機会があった。待ち時間に近くのびゅうプラザいわき駅に立ち寄ったところ、気になるパンフレットを見つけた。その名も「『気になるイバラキ』ご当地キャラクタースタンプラリー2017」。茨城県内の「県北」「県央・鹿行」「県南」「県西」の各エリアで対象駅に設置されたご当地キャラクターのスタンプを集める、いわゆるスタンプラリーだ。

「『気になるイバラキ』ご当地キャラクタースタンプラリー2017」においても、スタンプラリーのお約束どおり、集めたスタンプで賞品の抽選に応募することができる。各エリアからひとつずつ、合計4スタンプを集めるとA賞、B賞、C賞のいずれかに応募でき、県北エリアで2スタンプを集めると県北賞に応募できるとのこと。

普段ならこの手のスタンプラリーには興味を惹かれることはないのだが、今回気になったのはその賞品にあった。C賞のJR東日本水戸支社 E657系イメージキャラクター ムコナくん貯金箱である。これはぜひゲットしたい。

そんなわけで2017年7月22日、「『気になるイバラキ』ご当地キャラクタースタンプラリー2017」へ参加すべく、水戸駅へと向かうのであった。

JR東日本 勝田駅 ムコナくん

思ったよりも早く水戸駅に着いてしまった。当初はここで水戸市マスコットキャラクター みとちゃんのスタンプを押し、8:37発の535M 常磐線 高萩行きに乗る予定だったのが、8:18発の533M いわき行きに間に合いそうである。そこで予定を変更し、県央・鹿行エリアのスタンプは勝田駅で押すことにした。C賞のムコナくん貯金箱を狙うからには、勝田駅のムコナくんのほうがふさわしいだろう。

水戸駅の指定券券売機でときわ路パスを購入し、水戸駅3番線ホームへ。前の列車が遅れているとのことで、2分遅れの発車となった。勝田は水戸の隣だけあってすぐに到着。改札を出てすぐ左側のみどりの窓口内でスタンプを押す。

JR水戸支社E657系イメージキャラクター ムコナくん
JR水戸支社E657系イメージキャラクター ムコナくん(中央)

ふと思ったんだがムコナくん、お前はご当地キャラクターではないだろ。

JR東日本 日立駅 かみねっちょ

売店で飲み物を買い、再び勝田駅のホームへ。当初予定の535M 高萩行きに乗車。すでに遅れはなく、定刻通り8:44に勝田を出発。常磐線を北上する。窓の外を見ると雲行きがあやしい。いますぐということはなさそうだが、お昼過ぎには雨が降り出しそうだ。今回のスタンプラリー、駅から出ることはほとんどないので、雨が降っても濡れることはないのだが、強い雨でダイヤが乱れ、途中で中断となるのは避けたい。なんとか夕方までもってほしい。

9:10、日立駅に到着。535Mは日立駅で特急列車通過待ちのため9分間の停車時間がある。その間にスタンプを押し、次の列車を待つことなく次の高萩駅を目指すのだ。

勝田駅と同様、改札を出て左側にあるみどりの窓口内でスタンプを押す。県北エリアになる日立駅のスタンプはかみねっちょ。

日立市かみね動物園マスコットキャラクター かみねっちょ
日立市かみね動物園マスコットキャラクター かみねっちょ(右上)

かみねっちょ…申し訳ないが君を見るのは初めてだ。それにかみね動物園のマスコットといえばインドゾウのみね子だろう!(年寄りの逆ギレ)

JR東日本 高萩駅 はぎまろ

日立駅で県北エリアのスタンプをゲットしたものの、スタンプ押印用の専用冊子は県北賞への応募用紙も兼ねているため、県北エリアだけ押印箇所がふたつある。ここを空白にしておくのは忍びない。そこで、日立駅から15.6km先にある高萩駅へ向かう。

日立駅での特急列車の通過待ちが9分と長く、余裕を持って535Mへ戻ることができた。いつもならで9分も待たされるといらいらするが、今回ばかりはありがたい。9:19に日立駅を発車。雲行きはさらに怪しくなる。小木津、十王と過ぎると終点の高萩駅。跨線橋を渡って改札の外へ。実は折り返しとなる9:43発の546M 水戸行きに乗る予定なので、7分しか時間がない。

高萩駅で降りるのは何年ぶりだろう。駅前はたまに寄ることがあるのだが、改札を通るのは久しぶりだ。そんな改札を通ったまではよいが、スタンプが見つからない。売店の中かと思って一周してみるがやはり見つからない。駅員さんに聞くしかないかと思ったところ、改札を出てすぐ左手のところにスタンプ台があった。日立駅と同じく県北エリアになる高萩駅のスタンプははぎまろというそうだ。

高萩ブランドイメージキャラクター はぎまろ
高萩ブランドイメージキャラクター はぎまろ(左上)

はぎまろは10歳の男の子で、扇で元気・やる気・輝きの風を送りますとのこと。はぎまろ、お前、男だったのか…。(麻呂は古代の日本における男性名です)

関東鉄道 下妻駅 シモンちゃん

次は一気に県西エリアを目指す。546M 水戸行きに乗り、勝田で下車。次の10:34発 378M 上野行きに乗り換える。この列車、次の水戸駅で19分も停車するのだが、どちらで乗り換えてもたいした違いはない。せっかくなので始発から乗ろうというだけである。

友部で11:17発の746M 水戸線 小山行きに乗り換え、さらに下館駅で12:04発の関東鉄道 常総線 水海道行きに乗り換える。実は、下館駅で筑西市マスコットキャラクター ちっくんのスタンプが押せるのだが、ここは華麗にスルー。なぜなら、狙うスタンプは下妻駅のシモンちゃんだからだ。

いつの間にか太陽の光がさんさんと降り注ぎ、下館駅のホームは灼熱地獄と化していた。急いで1両編成の列車に飛び込む。車内はがらがらで、下館駅を出たときの乗客は私を含めて5人しかいない。それでも途中の駅で何名か乗ってきて、下妻駅に着く頃には10人になっていた。

下妻駅には下り列車が止まっていた。臨時列車につきご乗車できませんとのアナウンスが流れる。どうやら関鉄ビール列車のようだ。ホームにあふれる酔っ払いをかわしつつ改札を出る。シモンちゃんのスタンプは改札を出てすぐ左だ。

下妻市イメージキャラクター シモンちゃん
下妻市イメージキャラクター シモンちゃん(左下)

下妻市には国蝶であるオオムラサキの生息地があることから、シモンちゃんはオオムラサキをイメージしたキャラクターとのこと。ところで、シモンちゃんのように光沢のある青紫色の翅はオスの特徴なのだとか。シモンちゃん、お前、男だったのか…。

JR東日本 土浦駅 つちまる

残るは県南エリアだ。ときわ路パスを有効に使うのであれば関東鉄道 常総線で取手駅へ向かうべきなのであろうが、ここはバスでショートカットし、土浦駅を目指す。

そういや小銭がなかったな。ちょうど下妻駅にSuicaのチャージ機があるし、10,000円札で1,000円チャージして残りをおつりで受け取ればいいや。我ながらなんて賢いんだ。さっそくチャージだ。あれ…おつりが1,000円しか戻ってこない。なんか間違えたかな。ふむ、なになに、おつりは1,000円ずつ出てくるのでそのたびに千円札を取るのか。なるほど。え?バス出ちゃうだろ?

なんとか12:32発の関鉄パープルバス 土浦駅行きに間に合った。乗客は私を含めて4人。バスは国道125号を土浦方面にひた走る。車内は冷房が効いているものの、日差しが強く、肌がじりじりと焼ける。比毛で2人が下車。残りのひとりは終点の土浦まで乗車していた。

田中バス停で時間調整の後、バスは再び国道125号を走り出す。茨城県道14号 筑西つくば線との交差点を直進し北条市街に入るのかと思ったら、なぜかバスは右折し、そのまま国道125号を進む。あれ、こんなルートだったっけ?

土浦市内に入り、高岡から国道125号の旧道へ。高岡バス停で再び時間調整。この後、藤沢でお祭りの山車が道路を横切るのを待つため、2回ほど停車。藤沢十字路でようやく乗客が現れる。その後、関鉄ゴルフ場前、常名清水、在宅、土浦工高前で乗客を拾い、真鍋の坂を下って土浦市内へ。ほぼ定刻通り、土浦駅西口に到着。

料金1,130円を運賃箱に放り込み、バスを降りる。土浦駅のみどりの窓口へ向かうが、スタンプが見つからない。おかしいなと思ってみどりの窓口を出ると、出てすぐのところにスタンプ台があった。

土浦市イメージキャラクター つちまる
土浦市イメージキャラクター つちまる(右下)

つちまるは、土浦市の市制施行70周年を記念して誕生したのだそうだ。いつつくば市に飲み込まれてもおかしくない土浦市において、いつまで存在できるのだろうか。

おわりに

ペルチ土浦内のフードコートで遅めの昼食をとり、14:02発の379M 勝田行きで帰路につく。あとは応募するだけだ。スタンプ台紙は応募用のはがきとなっており、帰宅後、必要事項を書き込む。そうそう、62円の切手が必要だな。後で買いに行かなくちゃ。そこでふと気がつく。そういやスタンプを4つ集めると参加賞がもらえたはず。あれ、どこでもらえるんだろう。スタンプ台紙には何も書いていなかったな。

そう、私は重大なミスを犯していた。持ち運びに便利になるようにと、専用冊子からスタンプ台紙だけをあらかじめ切り取ってスタンプラリーに参加していたのだ。だが、参加賞の受け渡し場所は専用冊子の本体側に書いてあったので、途中で気がつかなかったのだ。

それよりもっと大きな問題があった。参加賞の受け渡し確認欄(たぶん)が専用冊子側にあるため、スタンプ台紙を切り離してしまうと確認できなくなってしまう。つまり、参加賞はもらえなくなるというわけだ。実際に問い合わせたわけではないが、スタンプ台帳は使い回しとして専用冊子を次々準備すればいくらでも参加賞が入手できてしまうため、おそらくダメであろう。

スタンプラリー専用冊子
スタンプラリー専用冊子

というわけで、参加賞はゲットできずに終わってしまった。まあ、狙いはC賞だし。参加賞なんかもらえなくても悔しくないし。本当だよ?

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