「ただの観光地には興味ありません。本州の中に最北端、最南端、最東端、最西端があったら、あたしのところに来なさい。以上」
とはいえ、観光地は自ら来てくれないので、こちらから出向くことにした。
夜7時前、茨城県北部の自宅を出発。国道6号をひたすら北上、といいたいところだが、いわき市内で国道6号を外れ買い物と給油。いわきからは国道6号で仙台へ。途中、道の駅 そうまにて休憩。仙台で国道4号に合流した後、国道45号へ。日付が変わる頃、陸前高砂駅前のセブンイレブンで飲み物を調達。さらに国道45号で東へ。塩竈から松島を経由し三陸海岸側を北上、石巻から国道398号へと入る。ただの遠回りなのだが、なるべく海岸線沿いを走ってみたかったのだ。しかし、残念ながらあまり海岸線は見えない。真っ暗な中をひた走る。午前1時半、女川のセブンイレブンで小休止。夜食と朝食を補給する。
南三陸から再び国道45号へ。基本的には北上してゆくのだが、少しずつ東へと進んでゆくのがわかる。数は少ないが大型のトラックが走っており、あまりスピードは出せない。気仙沼から陸前高田へ。ここから岩手県だ。大船度は大船渡三陸道路で抜ける。無料だし。午前4時前、道の駅 さんりくで小休止。周囲がうっすらと明るくなってきた。さらに国道45号で北上を続ける。釜石を通過する頃にはだいぶ夜が明けてきた。山田では山田道路に乗り損ねる。この道路は短いみたいだし、まあいいか。
山田の市街地を過ぎたところで岩手県道41号 重茂半島線へ。漁村の中を抜けてゆく。いかにも港町といった生活感に溢れる道路だが、集落を出たとたんに道幅は狭くなり、急カーブと急勾配が始まる。な…なんなんですか?ここ、どこですか?なんであたし坂をのぼっているのですか?なんで海岸沿いに峠があるんですか?
それなりに集落があるし、学校もある。今は夏だからいいけど冬は大変そうだよなあ。岩手県北バス 姉吉バス停が立つ交差点から東へ入り、急坂を降りてゆく。本当にいいのか、これ?本州最東端を示す案内はまったくない。キャンプ場を通り過ぎると眼前に海が広がる。港だ。どうやらここで車は行き止まりらしい。近くの浜に車を止める。時刻は午前5時。よく晴れていい天気だ。浜には二人ほど中年の男性がいた。私の他にも車が一台止まっている。釣り客だろうか。
ここからは徒歩だ。山道を3.8kmほど歩くらしい。道の入り口に本州最東端の看板がある。どうやら間違ってはいないようだ。覚悟を決めて山道へ突入。ところどころ微妙な個所はあるものの、それなりに整備はされていて歩きにくくはない。しかし、途中でクモの巣に引っかかったため、そこから先は拾った木の枝を振り回しながら進む。傍から見れば危ない人だ。げ、動物のふんが落ちている。クマではなさそうだが油断はならない。
歩くこと1時間弱、灯台へと到着。数年前までは住み込みだったらしい。ご苦労なこってす。しばし灯台の周囲を散策した後、目指す本州最東端の地へ。灯台から姉吉方面へちょっと戻ると本州最東端の碑へと続く道がある。
やってきました本州最東端。柵も何にもない、落ちたらどうするよ。それでもぎりぎりまで近づいてみる。できるだけ東の方がいいもんな…って小学生みたいだ。波は穏やかでほとんど音が聞こえない。これが「何もない」があるのよ!ってやつか。

本州最東端の碑
本州最東端を堪能したところで、姉吉漁港まで戻る。再び歩くこと3.8km。最後の下り坂がつらい。車にたどり着くころにはへろへろだ。朝食代わりにおにぎりを食べ、一息ついたところで出発。目指すは浄土ヶ浜だ。せっかくここまで来たので普通の観光地を見ておこうというわけではない。本州最東端訪問証明書を貰うには浄土ヶ浜へ行かねばならないからだ。
岩手県道41号へ戻り、再び北上開始。宮古市街へと向かう。途中でFUELランプが点灯したため、国道45号へ出たところで給油。ここまで来れば浄土ヶ浜はもうすぐだ。浄土ヶ浜はれっきとした観光地であり、案内があちこちに出ている。おかげで迷わずにたどり着くことができた。駐車場へ車を止め、徒歩でレストハウスへ。その中にある宮古観光協会で訪問証明書を発行してもらう。1枚100円なり。私はNo.061425だそうな。本当に6万人もあそこに行ったのか。証明書には観光協会会長印と宮古市長印の2つがある。豪勢だなあ。ちなみに、実際に行ったことを証明する必要はない。ただ窓口で「証明書ください」といえばよい。いいのかそれで。
さて、ようやく最初の目標をクリアだ。残りは三箇所。残された時間は多くない。すぐに次の目標、本州最北端の地、大間崎を目指して出発する。
国道45をさらに北上。朝9時すぎ、道の駅 たろうで小休止。いい天気だが暑いくらいだ。飲み物を補給して出発。国道45号からは海岸線が見えそうであまり見えない。田野畑村なんかは完全に山の中である。しかもまっすぐ北上せず西へ東へ向かうので、どこに向かっているのかちょっぴり不安になる。一部を除いて道路の状態はよく、快適に走行できる。ただしアップダウンがきついのでパワーがない車だと少々つらいかもしれない。
再び海岸線に出ると久慈だ。そこから海沿いというか崖の上をしばらく走るとやっと青森県である。八戸に差し掛かる頃、渋滞にはまる。八戸は今まで通過してきた街よりはひとまわり大きい気がする。
ここから先どう進んだらよいのか、八戸市街を通過しながら考える。何の下調べもしないでここまできてしまったため、どう進めば下北半島へ入れるのかよくわかっていなかったのだ。このまま国道45号を進んだら青森まで連れて行かれるのは間違いなさそうだし。そこで適当に青森県道15号 橋向五戸線へと入り、さらに青森県道19号 八戸百石線に出る。お、なんとか海岸線に出ることができた。そのまま北上を続けると国道338号線に入った。どうやらあとはこの道をひたすら北上すればよいらしい。
ちょうど正午頃に三沢を通過。そして六ヶ所村へ。道路はとても広く、直線的で走りやすい。空はよく晴れ、周囲は緑に溢れている。最高のドライブ日和だ。道路が立派な理由は考えないでおく。六ヶ所村を過ぎると交通量が減る。なぜか対向車はダンプが多い。これさえなければいいのだが、ここは天下の公道だ。誰と誰が走ろうとオレ達がとやかく言うスジじゃない。
東通村へ入る。六ヶ所村との境付近は少し道が狭い。対向車のダンプに道を譲ること数回。でも狭いのはわずかな区間で、すぐにまた道が広くなる。それにしても道が立派な割には人家が少なく、なんだかなあという気分になる。そして東通村の中央付近で国道338号から離れ、青森県道248号 尻労小田野沢線へ。大間崎へ向かうのならこのまま国道338号を進むべきなのだが、せっかくだから俺は尻屋崎も目指すぜ!ってことにしてみた。
で、やってきました尻屋崎。灯台があり、その下では馬が放牧されている。ひなびたいいところだ。が、しかし…家族連れとかカップルばっかりだ。恥ずかしいのでとっと退散。青森県道6号 むつ尻屋崎線で西へ。途中から青森県道266号 関根蒲野沢線で海岸線沿いを進む。どういうわけか県道266号は舗装路と未舗装路が交互に繰り返され、車が揺れてかなわない。参ったね、こりゃ。最後は国道279号へ。国道に出てしまえばあとは楽である。ただ直進あるのみ。大畑市街をバイパスで迂回すると海沿いへと出る。尻屋崎側のように平坦ではなく、勾配とカーブが多い。大間町に入る手前で国道から外れ、案内に従って大間崎へ。あっさり到着、時刻は午後3時。

本州最北端の碑
レストハウスで到達証明書を購入。発行者は大間町観光協会、番号はなし、1枚200円なり。…あの、あまり細かいことは突っ込みたくないんですが、地図に大畑線が入ったままですよ。レストハウスから出て岬に立ってみる。トドヶ崎とは違い立派に観光地化されている。B級感は拭えないけど。周辺には土産物屋が並び、地元のおばちゃんが呼び込みをしている。お客は決して多くはないが、微妙な活気があることは間違いない。
尻屋崎と同様、ここもあまり一人で長居する場所ではない。やるべきことはやった。さっさと車に戻り、次の目的地、本州最西端に向けて出発。
大間から国道338号で南下。思ったよりも急勾配が多く、非力な我が車にはきつい。しかもガソリン残量が微妙になってきた。本当は国道338号で下北半島を一周する予定だったが、途中であきらめて青森県道253号 長後川内線へ。かわうち湖というダム湖に沿った立派な道だ。途中の道の駅 かわうち湖で休憩。誰もいない。休憩施設が全くの無人だと少々不気味である。時間は午後4時半過ぎ、夕方の日差しになりつつある。給油を考えると先を急いだほうがよさそうだ。ところが、車に戻ってみると、なんとたくさんの蜂が車を取り囲んでいる。これでは車に乗ることができない。
これは困った。うかつに近づけば蜂に襲われるのは間違いない。少し離れたところで様子を眺め、運転手側に蜂がいなくなった瞬間を見計らって突撃。無事に乗り込むことができた。車の外では蜂がぶんぶんうなっている。なんだかなあ。
青森県道46号 川内佐井線を経由し、国道338号へ。再び海岸沿いに走り出す。こちらは湾内のせいか海は穏やかに見える。海上自衛隊大湊基地の横を通り、むつ市内へ。ここで本日2回目の給油。ここからは国道279号線で南下。これまでの山道から一変して平坦な道になる。ちょうど帰宅ラッシュの時間帯かと思ったが、むつの市街地から離れるとそれほど車は多くない。周囲はどんどん暗くなる。
道の駅 よこはまで休憩。ここで青森のお土産を調達しておこうとお店に入ってみると、なんと伝説のドリンク、貝活飲料シジミエキス21Sを発見。これはよいネタになるわい、と3本ほど購入。予想外のもの手に入って気が緩んだのか、店から出たら急に眠気に襲われた。そこで2時間ほど仮眠をとる。
目が覚めたら夜9時を過ぎていた。あたりはすっかり真っ暗。いつの間にか隣にツーリングテントがあるし。急いで出発の準備をする。なにしろ目指すは本州の反対側だ。今日のうちにできるだけ距離を稼いでおきたい。野辺地から青森県道243号 馬門野辺地線経由で国道4号へ。東京から栃木県内にかけての国道4号はよく走るが、青森県内を走るのは初めてだ。この道が東京まで続いているのか、と思うと感慨深い。浅虫温泉を抜けると青森市街だ。夜景がきれいで、演歌に出てくるようなうらぶれた北への玄関口という感じではない。もっとも、冬になればまったくイメージが違うのであろうが。
青森からは国道7号へ。というか、走っていたのは国道4号のはず…しかし…いつのまにか…走っていたのは国道7号だったッ!!って感じである。夜だったせいか、いつ国道7号になったのかさっぱりわからなかった。東北自動車道 青森ICの入り口を過ぎると周囲は山がちになり、人家もほとんどなくなる。そのまま浪岡、弘前を通過し、碇ヶ関を越えて秋田県へ。
国道7号は羽越本線と併走する。しかし、この時間に通過する列車はなく寂しいものである。大館市街を通過する頃に日付が変わる。道の駅 ふたついで小休止。ちょうどここで我が車が走行距離10,000kmを達成。記念に写真でも撮ろうと思ったが、真っ暗なのであきらめる。近くのコンビニで食料を補給して出発。
能代東ICから秋田自動車道へ入る。八竜ICまで無料らしいので、せっかくだから利用させてもらう。八竜ICから再び国道7号へ。真夜中だからか高速でも一般道でもあまり変わらないような気がする。真夜中の秋田市街を抜け、雄物川を渡ってさらに南へ。ここからは海岸線から目と鼻の先ほどのところを走る。丸い月が海面を照らして幻想的な光景を作り出している。ちょっと感動。真夜中のドライブの神髄ここにあり、というところか。
さて、そろそろ今夜の寝る場所を探さねばならない。途中で仮眠したため眠くはないが、明日以降を考えるとそろそろ寝る場所を考えなければならない。できれば山形県に入ってしまいたいが、それはさすがに無理だろう。というわけで、道の駅 にしめに車を止め、寝ることにした。時刻は午前2時半、ちょうどいいか。寝袋に入ったらあっという間に寝てしまった。
朝6時半に起床。7時に出発。国道7号を南下、山形県へ。酒田健康ランドゆうゆう館で風呂に入り、近くのガソリンスタンドで給油、ついでにエンジンオイルを交換。なぜか無料で洗車してもらった。おかげでドライバーも車もさっぱりした。これでまた一日快適に走り続けられる。でもどこまで走るかは全然決めていなかったりする。
あつみ温泉付近で片側交互通行になる。大型のビデオカメラを抱えた人がいる。テレビの取材か?どうやら羽越本線の復旧作業を撮影しているらしい。10時半過ぎ、念珠ヶ関を越えて新潟県へ入る。海沿いの国道345号は通らずに国道7号で新潟を目指す。思っていたよりも坂がきつい。やっとのことで村上市街まで降りてきた。平林駅近くのローソンで昼食を購入。
中条ICから日本海東北自動車道へ。ここから先は遠慮なく高速道路を使うことにする。そうしないと下関までたどり着けないだろう。しかし、それはそれで心理的な罠が待ち受けている。まずは磐越自動車道の分岐。混雑していなければ3時間程度で自宅まで帰れる。そして関越自動車道。こちらも6時間もあれば帰ることが可能だ。
誘惑に打ち勝ち、長岡JCTを北陸自動車道側へ。午後1時、大積PAで休憩。車の外はとても暑い。15分程度でPAを後にし、ひたすら走る。さすがに上越JCTから上信越自動車道経由で帰る気にはならなかった。親不知を越え、富山県へ。有磯海SAで給油。中条SAから3時間ちょっと。さすがに高速道路は早い。
さらに1時間ほど走って、徳光PAで休憩。さすがに疲れたので40分ほど仮眠をとる。徳光PAの次は南条PAで休憩。ここでは夕飯に浜焼き鯖寿司を購入。敦賀ICでようやく高速道路から別れ、国道27号へ。本当はこのまま高速道路で下関まで行けば楽なのだろうが、それではあまりにも芸がない。ここからは日本海側を進むことにする。
…とかいいつつ、小浜西ICから舞鶴若狭自動車道へ。国道27号は混雑していたが、こちらはほとんど車が走っていない。というか後にも先にも私だけ。寂しい限りである。舞鶴PAで休憩。ちょうど夜8時だ。
舞鶴PAを出ると三度目の誘惑、福知山ICだ。このまま舞鶴若狭自動車道を進めば、1時間足らずで中国自動車道に、そして明日の朝には下関に着けるだろう。しかし、ここで降りて国道9号を進めば、下関到着は明日の昼過ぎになることは間違いない。この差は大きい。
どーしても国道9号なのか‥?
中国道とか山陽道とか‥
もっと簡単でドカンと早く着く道あるゾ
中国地方は昔から国道9号しかないワケじゃないんだぜ
国道9号がいいんです
太田市を通る国道9号がいいんです オレ
OK 国道9号で行こう
福知山の郊外で給油。まだ少し余裕はあったが、ここから先は夜中も営業しているガソリンスタンドはそれほど多くないはずだ。念のため早めの給油とする。いくぞ英雄王――――燃料の貯蔵は十分か。
そして兵庫県へ。え、朝来市ってどこ?養父市?香美町?新温泉町?さっぱりわからん。新温泉町はさておいて、私が知っている国道9号沿いの自治体名は地名は和田山町であり、八鹿町に村岡町だったはずだ。ついでに山陰本線側、つまり国道178号側は豊岡市に城崎町、香住町、浜坂町だったはずである。それが市町村合併に伴いことごとく新しい名称になってしまった。風景には見覚えがあるのに、地名がさっぱりわからないこの違和感。なんだか気持ち悪い。
蒲生トンネルを抜けて鳥取県へ。八鹿、もとい養父からの山道で疲れたが、ここから先はしばらく平地だ。鳥取バイパスで鳥取市街を抜け、青谷刈羽道路、北条バイパスで鳥取県の半分を一気に通過。インチキなくらい早い。夜もだいぶ遅くなってきたためか、特にバイパスでなくてもまあまあの流れである。米子東ICからバイパスへ。もうすぐ島根県だ。
米子西ICを過ぎたところで「この先有料」の案内が出た。ちょっと待て。ICの前にはそんな表示なかったのに。見落としただけかもしれないが、いつの間にか強制的に有料道路に誘導されるとは納得がいかない。腹が立ったので次の安来ICで降りる。ところがこの安来ICが曲者で、国道9号に簡単に出られそうで出られない。後でわかったことだが、次の東出雲ICで終点なのだからそこまで行けばよかったのだ。
やっとのことで国道9号へ。中海を右手に走る。松江の市街地を抜けると次は宍道湖だ。もう日付が変わっている。そろそろ寝る場所を探さねばならない。そこにちょうど道の駅 湯の川が見つかった。さっそく車を止めて寝る準備を始める。ところが、車を止めたとたんに近所のDQN共が現れて騒ぎ出した。こりゃたまらん。急いで撤収。
国道9号を再び西へ。しばらく走ると、今度は道の駅 キララ多岐が見つかった。こちらのほうが広いし静かである。そんなわけで今夜はここで寝ることにした。到着はちょうど午前2時。昨日とだいたい同じか。この日も寝袋に入るなり爆睡。この日は一日中走っていただけだった。
朝7時40分、道の駅 キララ多岐を出発。今日もいい天気だ。国道9号を下関方面へ。目指すは温泉津温泉だ。温泉津駅付近から国道を離れ、温泉街へと入ってゆく。まだ時間が早いせいか私以外に歩いている人はいない。目に留まった温泉津元湯 泉薬湯へ入る。
こっ、これは…完全な湯治向けの温泉だ。汗を流すところではない。喩えるなら、導入してから10年以上、全く洗浄したことがないドラフトチャンバーってところか。どうせ誰もいないだろうと思ったら3人も先客がいる。彼らは何時間でも居座り続ける雰囲気だ。というか敷居が高すぎる。逃げるように温泉を後にする。
車に戻って荷物を片付ける。あれ?PHSがない。車の中を探すが見つからない。昨日寝る前に使ったはずだから、なくしたとすればさっきの温泉か道の駅 キララ多岐のどちらかだろう。温泉に持っていった覚えはないから、たぶん道の駅だ。とりあえず温泉津駅の公衆電話から自分のPHSあてにかけてみるがつながらない。昨夜泊まったときにキララ多岐は圏内だったはずだ。車に踏まれて壊れたか、誰かが持って移動中なのか。
これは困った。なくしたのだとすればウィルコムに連絡しなければならない。しかし、肝心の連絡先がわからない。持ってきたh2210+AH-N401Cでインターネットに接続すれば検索できるのだが、ここ温泉津はウィルコムの圏外である。最寄りで確実に入るのは江津だ。急いで江津に向かう。
江津に到着。市役所の公衆電話から、もう一回PHSにかけてみる。今度はつながったけれど誰も出ない。どうやら道の駅に落ちているっぽいが、よくわからない。とりあえずウィルコムの連絡先は調べたので、いったんキララ多岐まで戻って確認、見つからなかったらウィルコムに連絡することにした。
来た道を戻る。江津 - 出雲間は高速道路がないため、急ぎたくてもどうしようもない。やっとのことでキララ多岐に戻り、車を止めてあった場所付近を探す。やっぱりない。こりゃダメかと諦めかけたが、念のため道の駅の店員さんに聞きに行くと、なんとこれが大当たり。レジのカウンターの後ろに置いてあるではないか。事情を話してPHSを引き取った。親切な人が届けてくれたとのこと。また、お店のほうでも持ち主を捜すため着信履歴に電話をかけ、実家に連絡がついたので宅配便で送ろうとしていたそうで、親切な対応にただ感謝するばかりである。
PHSの紛失が確定したらこの旅は中止しようと思っていただけに助かった。これで安心して旅を続けられる。しかし、時刻は午前11時を回っている。予定では浜田を過ぎて益田に向かっている頃なのに、未だに出雲の外れにいる。このまま国道9号を進んだのでは日中の下関到着は難しい。
あまり使いたくはなかった地図を取り出し、この後のプランを練る。高速道路を使うしかないが、ここから最寄りのICに出るまでが大変である。いろいろ考えた結果、大田から美郷、川本、邑南と抜け、瑞穂ICから浜田自動車道を使うことにした。
大田まではまたまた国道9号を走る。市内で給油を済ませ、国道375号へ。これまでずっと海岸沿いを走ってきたが、一転して山の中を走る。美郷町役場近くの交差点から島根県道40号 川本波田線へ。江の川と三江線と併走する。それにしても何で同じ進行方向が江津と広島なんだか。地元民でない私は混乱するだけである。だいたい、三江線で広島へ向かうなら反対方向だ。
島根県道40号は、乙原駅付近まではとても快適な2車線道路である。しかし、竹駅付近は道が狭い。それでも対向車がときどき現れるので、止まって道を譲る。川本から国道261号へ。断魚トンネルを抜けると島根県道297号 皆井田江津線に入り、島根県道327号 市木井原線を経由して瑞穂ICへ。ここから再び高速道路の旅だ。浜田自動車道の交通量はほどんどない。微妙に東に向かっているのが嫌なのだが、こればっかりはどうしようもない。千代田JCTから中国自動車道へ。
広島北JCTはそのまま中国自動車道を進む。中国自動車道は相変わらず坂ばかりだ。さらに広島県は広い。どこまでも広島県という感じである。筒賀PAで休憩。だがあまり時間がない。毘沙ノ鼻の到達証明書の交付時間は午後7時までである。この先、あとどのくらいの距離を残しているのか見当がつかない。これがまた焦りを生む。
冠山トンネルを抜けるとようやく山口県だ。と思ったらまた島根県へ。どこをどう走っているのかさっぱりわからん。米山トンネルを抜けると再び山口県へ。どうやらあとは下り坂、と思いきやそうでもない。鹿野からまた上り坂。荷卸峠を過ぎると山口ICだ。下関まで残り約70km、ようやく日没前に到着できそうな目処がたった。
下関ICで降りる。とりあえず下関駅方面へ向かう。というのも、このときはまだ毘沙ノ鼻がどこにあるかきちんと調べておらず、たぶん彦島の先端だろうと勝手に思いこんでいたのだ。彦島に行くには下関駅に沿った道をまっすぐ突き当たりまで走ればよい。でもなんかおかしい。市街の中心部には全然案内がないし。落ち着いて調べてみると、市内は市内でもずっと北のほうにあることが判明。そりゃ市街地に案内がないわけだ。
国道191号を萩方面へと北上。安岡駅付近までは結構混雑している。夕方だからしょうがないとはいえ、時間が気にかかる。吉母入口の交差点で左折。ここまできてようやく毘沙ノ鼻の案内が出てきた。山口県道245号 永田郷室津川棚線を北西へ。吉母の港町を迂回するように走ると、毘沙ノ鼻へと通じる道が現れた。いよいよである。急勾配を登ってゆく。途中、環境センター吉母管理場を横にさらに坂を登る。登り切ったところに駐車場があり、ここからは徒歩だ。
着いた。午後4時半。先客が一名。ほかに人影はない。周囲を見渡す。向こうに蓋井島が見える。なかなかの眺めだ。しばし景色を楽しむ。ここで初めて知ったが、毘沙ノ鼻の展望台に行ける時間は午後6時まである。もう少し道に迷っていたりしたら危なかったわけだ。

本州最西端の碑
十分堪能したところで新下関駅へ。構内の観光案内所で訪問証明書を発行してくれるのだ。下関駅でもいいのだが、車を止めやすい場所ということで新下関駅にした。近くのローソンに車を止め、駅へ向かう。証明書は1枚100円。最東端と同様、通し番号がある。私はNo.01258だった。それってなんか少なくないか?しかも5桁しかないし。発行者は下関市長。ここも訪問した証明は必要はない。
どうも下関市は毘沙ノ鼻に関してあまりやる気がないようである。観光案内所のお姉さんはすぐに証明書を出してくれたので、証明書を受け取りに来る人がまったくいないわけではないようだ。折れないように下関駅のパンフレットに挟んでくれたお姉さんに感謝。
新下関駅構内のお店でまとめてお土産を購入。ついでにローソンで食料と飲み物を調達。タダで止めさせてもらうわけにもいかないし。さて、これで残るは本州最南端、潮岬だ。潮岬は有名だし、迷子になることはあるまい。勝負は今日のうちにどこまで近づけるかだが、トラブル続きで結構疲れた。なんだかんだで結構歩いたし。そこで、温泉に入って体勢を整え、今夜の運転に備えることにした。
下関で給油し、下関ICから再び中国自動車道へ。次の小月ICで降りて国道491号を北上。菊川温泉サングリーン菊川で入浴。500円なり。今日の汗を流す。風呂からあがる頃には日が落ち、だいぶ涼しくなってきた。近くのファミリーマートで食料を追加。小月ICからまた中自動車国道を東へ。午後9時40分、美東SAで休憩。
山口JCTから山陽自動車道に入る。周囲はトラックばかりで、我が車は押し潰されそうだ。午後9時50分、広島県に入る。宮島SAでお土産を追加。午後11時45分、岡山県へ。吉備SAで給油。日付が変わり、いつもなら寝る場所を決める時間だ。しかし、今日はどうしても到達しておきたい地点が決まっている。日本へそ公園だ。せっかくだから日本の中心にも立ち寄っておこうってだけなのだが。
へそ公園への到着は明日の朝でよいが、今日のうちにできるだけ近くへ行っておきたい。運転しながらぼんやりと考えていた今夜の宿泊地候補は中国自動車道の加西SAである。へそ公園の最寄りのSAだ。この先、山陽道から播但連絡道路を経由して中国自動車道へ入り、加西SAで一泊。明日の朝一番で出発し、滝野社ICから国道175号を北上すればすぐにへそ公園という算段である。
しかし、この目論見はあっさり外れる。播但連絡道路の分岐を行き過ぎてしまったのだ。すぎさってしまったことをあれこれとかんがえるのは、まだおきていないことについて心配するのとおなじくらい意味のないことだともいう。そこで予定を変更し、三木小野ICで高速を降り、国道175号を北へ。このまま加古川沿いに進めばへそ公園を目指すことになる。すぐに中国自動車道の下をくぐり、西脇市内へ。幸いなことに近くに道の駅があるらしい。ちょうどいいや、今夜はそこで寝ることにしよう。
というわけで、この日の夜は道の駅 北はりまエコミュージアムにて宿泊。到着は午前2時20分。菊川温泉から7時間というところか。なんかあっさり兵庫県まできてしまったな。これが高速道路の威力ってやつだ。
朝7時20分、道の駅 北はりまエコミュージアムを出発。5分も走れば日本へそ公園だ。おや、いつの間にか加古川線が電化されている。駅前に車を止め、30分ほどあたりを散策。こんな朝早くからうろうろしているのは私くらいだ。

日本のへそ
どうみてもお墓です。本当にありがとうございました。
へそ公園を出発し、滝野社ICから中国自動車道へ。神戸に入るとだんだんと交通量が増えてきた。宝塚に向かって坂を下ってゆく。平地になると猪名川を渡って大阪だ。吹田JCTから近畿自動車道へ。ここで渋滞に捕まる。今回の旅で初めての本格的な渋滞だ。東大阪JCT付近まではノロノロ運転が続く。
松原JCTを過ぎ、阪和自動車道になるとだいぶ流れがスムーズになった。午前9時半、岸和田SAで休憩。いか焼きを食べる。うまい。今日もまた天気がよく、気分がいい。しばらくはとても快適なドライブが続く。しかし、それも海南ICで終わる。ここから車線が減るせいか、かなり混雑している。抜けるのに結構時間がかかった。海南ICを過ぎ、吉備ICに差し掛かる頃には渋滞の影響も解消し、再び快適なドライブとなる。
午前11時すぎ、印南PAで休憩。正午には潮岬に到着できるかと思ったが、予想外に時間がかかりそうだ。高速はみなべICで終わり、ここから国道42号へ。白浜で少し混雑するが、ほとんどの車は白浜へ向かうようで、この先は交通量がだいぶ少なくなる。周参見で給油。さらに走り続け、午後1時過ぎにようやく串本へ到着。
潮岬西入口から和歌山県道41号 潮岬周遊線へ。名前に違わず立派な観光道路だ。奇しくも最東端へ向かう道と県道番号が同じだが、えらい違いだ。あっさり潮岬に到着。潮岬観光タワー横の駐車場に車を止め、潮岬の灯台を見に行く。せっかくここまで来たからには見ていかないと損である。灯台からの眺めは抜群だ。北に紀伊山地の山々、南に太平洋の大海原。母さん覚えていますか、長門…もとい信濃他二隻が沈んだあのとんでも海域を。
灯台から観光タワーに戻り、タワー前の「望楼の芝生」中にある本州最南端の碑へ。雰囲気としては東西南北の中でここがいちばん明るい。さすがは最南端というところか。もっとも、中途半端に観光地化してB級ぶりがいちばん目立つのもここなのだが。

本州最南端の碑
そして観光タワーへ。というのも、ここの入場券が本州最南端訪問証明書を兼ねているのだ。発行者は串本観光協会長。1枚300円なり。JAFの会員証を提示すると200円なのだが、証明書が小さくなってしまうとのこと。そこで300円のものを購入した。これも番号はない。
タワーに入る。エレベータで最上階へ。眺めは最高だ。しかし、明らかに客が私しかおらず、とても不気味である。怖くなったのでそうそうに退散。下まで降りてゆく途中、誰もいない大食堂や電源が入っていないゲームコーナーが出迎えてくれる。ほとんど廃墟である。そんな中で唯一流れている観光PR用のビデオが痛々しい、というか怖い。お化け屋敷か、ここは。
いろいろあったけど、これにて四ヶ所すべてを回り終えた。しかし、遠足は帰るまでが遠足である。百里を行くものは九十里を半ばとすともいう。そう、ここから茨城まで帰らなければならないのだ。できれば明日の朝までに。
午後2時半、潮岬を出発。和歌山県道41号を来たときとは逆方向に回り、潮岬東入口から国道42号へ。那智勝浦町でにわか雨に遭遇。今回の旅で初めてのまとまった雨である。午後4時過ぎ、熊野川を渡って三重県へ。道の駅 紀宝町ウミガメ公園で休憩。熊野市から国道311号へ。海岸線に沿ってくねくねと、ついでに坂を上がったり下りたり。ところどころ離合がちょっと面倒なところがある。九鬼駅から坂を登り、八鬼山トンネルを抜けると国道42号へ。尾鷲市内を抜ける。あたりはだいぶ暗くなってきた。
紀伊長島駅付近から今度は国道260号へ。実はどこへ続く道なのかよくわかっていなかったりする。賢島付近に出ることはなんとなくわかっているのだが、思っていたよりも距離がある。行けども行けどもちっとも賢島が見えてこない。あまり交通量が多くないので、このまま行き止まりなのではないかとさえ思えてくる。
南伊勢町役場前に出た。大きな町が突然現れたので少し驚いた。でも南伊勢町ってどこだ?さっぱりわからん。そのまま国道260号を進むとやばそうな雰囲気なので、三重県道16号 南伊勢磯部線に入る。少し走ると国道167号へぶつかる。気がつくと鉄道が併走している。近鉄志摩線だ。午後8時半、伊勢湾フェリーターミナルに到着。疲れたのでフェリーで伊良湖まで渡ろうと思ったのだ。しかし、本日は既に営業を終了したとのこと。これは参った。
明日の朝までフェリーを待つわけにはいかない。こうなれば夜通し走り続けるしかない。国道42号で伊勢市まで行き、伊勢ICから伊勢自動車道へ。多気までは西へ向かう。自宅と逆方向だよ。勢和多気JCTから北上開始。午後10時、安濃SAで給油。このとき、ついでに伊勢名物の赤福を購入。店員さんの「賞味期限は明日までですが?」の問いに「ええ、大丈夫です」と笑顔で答える。だが、これで本当に急いで帰らねばならなくなった。
ここからしばらくがちょっと大変だ。名古屋近辺の高速道路を走るのは初めてなので、どこをどう走ったら東名高速道路に出るのか自信がない。まずは伊勢関IC。大阪方向に向かわなければよいので難なくクリア。ここからは東名阪自動車道だ。なんか周囲がトラックばかりになった。昨日の山陽道もそうだが、我が車にはいささか辛い。四日市JCTから伊勢湾岸自動車道へ。どうやらこのまままっすぐ進めば東名高速道路に出ることができるようで一安心。名古屋港の夜景がすばらしい。そして豊田JCTからいよいよ東名高速道路へ合流…げ、大渋滞だ。
岡崎付近まで渋滞が続く。その後も流れはよくない。日付が変わって午前0時過ぎ、小笠PAで休憩。このペースなら余裕で朝には家に着きそうだ。しかし、そう思ったのも束の間、だんだん運転が辛くなってきた。というか具体的には眠くなってきた。こんなトラックばかりの中で居眠り運転なんぞしようものならぺしゃんこに潰されて終わりである。なんとか足柄SAまで頑張ろうと思ったが、由比PAでギブアップ。少し仮眠をとる。
目が覚めた。午前3時前。え?もうそんな時間?これは寝過ぎた。夜中のうちに首都高速を抜ける予定だったのに、これでは朝の渋滞に巻き込まれてしまう。慌てて出発。よく寝たおかげで元気になったが、とにかく急がねばと焦る。とはいえ、あたりはトラックだらけなので結局同じペースで走るしかないのだが。裾野ICから御殿場ICへの上り坂にいたってはむしろついていくのがやっとである。
給油のため海老名SAへ。とても混んでいる。駐車場はほぼいっぱいだ。SA内の店には煌々と明かりが点り、人であふれかえっている。ドンキホーテですか、ここは。小さい子供が走り回っていたりするし。なんだかなあ。ガソリンスタンドも行列である。海老名を出るとそのまま東京ICから首都高へ。このころにはすっかり明るくなった。
3号渋谷線、C1、6号向島線を経て常磐自動車道へ。ここまで来てしまえばもう迷うことはない。途中、谷田部東PAで休憩し、あとはそのまま自宅へ。帰宅は朝7時過ぎ。総走行距離は4658.4km。我ながらよく走った。車から荷物を下ろし、部屋に戻るとそのまま夕方まで爆睡。
その日の夜はいわきの実家へと向かい、家族で赤福を食べる。このために急いで帰らなければならなかったのだ。何も告げずに日本中のお土産を買ってきて皆を驚かすつもりが、PHSの件ですっかりばれてしまっていたのが残念。とりあえず東西南北の到達証明書を見せて自慢しておく。皆あきれていたが。
今回の旅をまじめに分析してみよう。まずは給油ついて。給油は計12回、総給油量245.17L。ガソリン代約31,500円。これに海老名から自宅までのガソリン代を加えると、多めに見積もっても35,000円くらいだろう。これをもとに単位距離あたりのガソリン代を計算するとだいたい7.5円/kmである。ちなみに、JR本州3社内の幹線の普通運賃表によると、営業キロ3,361 - 3,400kmの運賃が29,720円とある。8.7円/kmだ。もっとも、青春18切符を使えば2円台/kmも可能となるが。
| 給油地 | 給油量(L) | 値段(円) | 前回給油からの距離(km) | 前回給油からの燃費(km/L) |
|---|---|---|---|---|
| いわき | 13.00 | 1,885 | - | - |
| 宮古 | 24.60 | 3,542 | 470.7 | 19.1 |
| むつ | 23.60 | 3,328 | 460.9 | 19.5 |
| 酒田 | 20.60 | 2,925 | 395? | 19.2? |
| 滑川(有磯海SA) | 21.17 | 2,900 | 403.3 | 19.1 |
| 福知山 | 18.80 | 2,764 | 345.6 | 18.4 |
| 大田 | 21.01 | 3,004 | 433.8 | 20.6 |
| 下関 | 20.00 | 2,877 | 352.8 | 17.6 |
| 岡山(吉備SA) | 20.90 | 2,863 | 372.1 | 17.8 |
| 周参見 | 22.00 | 3,257 | 415.1 | 18.9 |
| 津(安濃SA) | 20.51 | 2,809 | 363.5 | 17.7 |
| 海老名 (海老名SA) | 18.98 | 2,600 | 374.1 | 19.7 |
高速道路をあまり利用していない前半では燃費がよく、19km/L以上をたたき出している。しかし、高速道路を多く利用した後半では若干燃費が下がっている。特に燃費が悪い大田→下関は急勾配が多い中国自動車道が原因だ。また、周参見→津の燃費が悪いのは、おそらく国道311号と国道260号のせいだろう。津→海老名が全線高速にも関わらず燃費がよいのは、トラックに囲まれて80km/h走行を強いられたためだと思われる。
次は高速道路の料金だ。合計31,560円。どういうわけかガソリン代とほぼ同じくらいである。これを考慮するとだいたい14円/kmから15円/kmで、鉄道よりも高くなる。もっとも、この場合は特急か新幹線と比較するべきであろう。東京→博多間の営業キロは1174.9km、通常期にのぞみ指定席を利用したときの料金22,320円であるから、19.0円/kmとなる。いくら新幹線のほうが高いとはいえ、圧倒的に早いことを考えると新幹線のほうがお得だろう。自分で運転しなくていいし。
| 出口通過時刻 | 利用IC(自) | 利用IC(至) | 通行料金(円) | 距離(km) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 18:23 | 中条 | 敦賀 | 7,650 | 466.6 | |
| 20:26 | 小浜西 | 福知山 | 700 | 58.0 | ETC通勤割引 |
| 00:16 | 安来 | - | 200 | 6.6 | |
| 15:46 | 瑞穂 | 下関 | 4,250 | 233.4 | |
| 18:28 | 下関 | 小月 | 250 | 15.5 | ETC通勤割引 |
| 01:45 | 小月 | 三木小野 | 5,300 | 441.3 | ETC深夜割引 |
| 08:43 | 滝野社 | 吹田本線 | 1,100 | 59.4 | ETC通勤割引 |
| 08:43 | 吹田本線 | - | 400 | 28.4 | |
| 09:32 | 岸和田本線 | - | 400 | 22.6 | |
| 11:20 | 岸和田本線 | みなべ | 2,450 | 99.9 | |
| 04:36 | 伊勢本線 | 東京 | 5,600 | 453.7 | ETC深夜割引 |
| 04:41 | 用賀本線 | - | 560 | 40.0 | ETC平日夜間割引 |
| 07:03 | 三郷 | 日立北 | 2,700 | 124.3 |
総走行距離の4658.4kmのうち、高速道路は2049.7km。約44%に相当する。まあそんなものだろう。正確な記録がないため大雑把ではあるが、時間配分ではは総運転時間の約40%が高速道路の運転時間だ。ちょっと待て、これって一般道と高速道路で速度にあまり差がないってことではないか。そんなバカな。
本州の東西南北端をまわってみてあることに気がついた。北と南、東と西がそれぞれ似ているのである。別に狙っているわけではないだろうに、なぜこうも似ているんだか。
さて、燃費と高速料金からわかると思うが、わが車は軽自動車である。これで本州を一周してきたというと、皆一様に変な顔をするんだが、そんなにおかしいか?

姉吉漁港にて
どうだいっ。この勇姿、めがっさ似合ってると思わないかなっ?どうにょろ?