アニメと現実の区別がつかないダメな男の一品料理

はじめに

ひだまりスケッチ×ハニカム 第5話「9月17日〜19日 ナズナゴハン」。突然、両親に手料理を振舞うことになったなずな。両親を心配させないよう、料理の基本をマスターしたということにしていたが、実際はなにもつくれない。ゆのとヒロに教わってなんとか料理をつくれるようになるものの、調理にフルーツナイフを使っていたため、実は料理慣れしていないことが母親にバレてしまうというお話。

おい、フルーツナイフ一本で長いこと自炊している俺に謝れ。

というわけで、フルーツナイフでできる当研究所の自炊メニューをさらしてみよう。

かぼちゃの煮物

かぼちゃの煮物

材料

かぼちゃ1/4個
しょうゆ大さじ2
砂糖大さじ1
みりん大さじ1
酒100ml

つくりかた

  1. かぼちゃを適当な大きさに切り、面取りする
  2. 切ったかぼちゃと、酒、しょうゆ、砂糖、みりんを鍋に入れる
  3. かぼちゃが隠れるぎりぎりくらいまで水を入れる
  4. 灰汁を取りながら中火〜強火で煮る
  5. 煮汁がなくなったら火を止める

丸々1個のかぼちゃにフルーツナイフで立ち向かうのは危険だが、1/4個なら対応可能。カット済みのもので手を抜いてもいいが、どのみち面取りが必要。一般的には、味をしみこませるために落し蓋をしろとか、調味料の投入順序とかいろいろあるようだが、そのへんは適当でもそれなりの味になる。

煮汁が完全になくなってしまうと鍋が焦げ付くので注意。なくなる少し手前で火を止め、あとは余熱に任せるのがコツ。たぶん。

さつまいもの塩ゆで

さつまいもの塩煮

材料

さつまいも1本
塩少々

つくりかた

  1. さつまいもを一口大に切る
  2. 切ったさつまいもを鍋に入れる
  3. 鍋にたっぷりと水を入れ、軽く塩を振る
  4. 沸騰するまで強火で、沸騰したらぎりぎり沸騰が続くくらいの火力で煮る
  5. さつまいもに爪楊枝が刺さるくらい柔らかくなったら火を止め、さつまいもを鍋から引き上げる

つくりかたはとても簡単。さつまいもを切って、塩を振ってゆでるだけ。しかし、さつまいもの甘さと塩味のバランスをとるのが意外と難しい。さつまいもが柔らかくなりすぎると鍋からの引き上げが難しくなるので、少し早めに火を止めるとよい。

豚肉とたまねぎの煮物

豚肉とたまねぎの煮物

材料

豚こま肉200g
たまねぎ1個
めんつゆ50ml

つくりかた

  1. たまねぎを1/2に切り、さらに薄切りにする
  2. 鍋にめんつゆを入れて沸騰させる
  3. 豚肉を入れ、色が変わるまで煮る。煮汁が足りないときは水を足す
  4. たまねぎを入れ、全体が隠れるくらいまで水を足す
  5. 灰汁を取りながら中火〜強火で煮る
  6. 煮汁がなくなったら火を止める

たまねぎならフルーツナイフで十分。豚肉はこま肉なのでナイフ不要。味付けはめんつゆに任せて煮るだけという手抜きっぷり。砂糖、しょうゆ、みりんなどで自分好みの味に仕上げるのが正攻法だと思うが、面倒なのでやったことがない。かぼちゃの煮物と同様、煮汁が完全になくなると焦げ付くので注意。

見ればわかるが、牛丼の牛肉が豚肉に変わっただけだったりする。

だいこんの葉のおひたし

だいこんの葉のおひたし

材料

乾燥だいこん葉23g×1袋
鰹節5g×2袋
しょうゆ大さじ2
めんつゆ大さじ2

つくりかた

  1. 沸騰したお湯に乾燥だいこん葉を入れ、2〜3分煮る
  2. だいこん葉をザルにあけて、水で冷やす
  3. よく水を切り、鰹節(1袋)を入れた容器にうつす
  4. だいこん葉の上に残りの鰹節をかける
  5. しょうゆ、めんつゆをかけ、容器のふたをしてよく振る
  6. 冷蔵庫で冷やし、一晩ほど置く

包丁どころかナイフも不要。基本的に煮るだけ。手軽にできて日持ちもするし、野菜と魚が同時に取れる優れもの。温め不要でさっと出すことができる。野菜不足解消にお勧めしたい一品。味付けはお好みで。

「ナズナゴハン」でえらく手間をかけているのを見て、おひたしなんてもっと簡単だろ?とツッコミを入れていたのだが、この料理も生のだいこん葉からつくるとだいぶ手間がかかるような気がする。乾燥野菜万歳。

鶏皮の酢しょうゆ漬け

鶏皮の酢しょうゆ漬け

材料

鶏皮100gくらい
しょうゆ50ml
酢50ml

つくりかた

  1. 沸騰したお湯に鶏皮を入れ、5分ほど煮る
  2. 鶏皮を取り出し、よく水で洗う
  3. 再び沸騰したお湯で5分ほど煮る
  4. キッチンタオルでよく水分をふき取る
  5. 酢としょうゆを容器に入れ、その中に鶏皮を漬ける
  6. 冷蔵庫で冷やし、一晩ほど置く

本品もナイフ不要。基本的に煮るだけ。煮汁はもったいないので、ラーメンでもゆでればいい感じになるかもしれない。やったことないけど。

低カロリーでコラーゲンたっぷり。美容によくダイエットにもお勧め。女性が喜びそうな単語を並べるには事欠かない料理ではあるが、そんなことを意識しているわけではなく、鶏皮が好きなだけだったりする。

鰹節と長ねぎのしょうゆ和えに豆腐載せ

鰹節と長ねぎのしょうゆ和えに豆腐載せ

材料

豆腐1丁(なるべく小さいもの)
鰹節5g×1袋
長ねぎ1本
しょうゆ少々

つくりかた

  1. 長ねぎを輪切りにする
  2. 器に切った長ねぎと鰹節を入れ、しょうゆをかけて混ぜる
  3. 豆腐を載せる

本品は火を使わないので、鍋とか洗いたくないときに便利。刻みねぎを買ってくればただ器に盛るというレベルまで手抜きが可能。適当につくっているわりにはそこそこ栄養バランスが取れた料理のような気がする。そこ、酒のつまみとかいうな。

ちなみに、写真のナイフが愛用のフルーツナイフである。

わかめとえのきときゅうりの酢の物

わかめとえのきときゅうりの酢の物

材料

乾燥わかめ10g
えのき200gくらい
きゅうり1本
しょうゆ50ml
酢50ml
砂糖大さじ1

つくりかた

  1. 乾燥わかめを水で戻す
  2. えのきをよく洗い、半分に切って先端部分をさっとゆでる
  3. きゅうりをなるべく薄く輪切りにする
  4. しょうゆ、酢、砂糖を混ぜて合わせ酢をつくる
  5. それぞれ水を切ってからわかめ、えのき、きゅうりを混ぜ、合わせ酢に漬ける
  6. 冷蔵庫で冷やし、一晩ほど置く

さっぱり系の定番、酢のもの。これも日持ちがするので、まとめてつくっておくとしばらくの間は副菜に困らない。合わせ酢は一例なので、好みに合わせてしょうゆ、酢、砂糖のバランスを変えるとよい。

本稿の中で、3種類の材料すべてに手を加えるのはこれだけだったりする。当研究所のレパートリーにこれより複雑ものはない。ひとり自炊なんてそんなものだ。

りんごの煮物

りんごの煮物

材料

りんご1個
砂糖大さじ4

つくりかた

  1. りんごの皮をむき、1/8に切る
  2. 鍋に水、砂糖、りんごを入れて、りんごが柔らかくなるまで煮る
  3. 容器に入れて、冷蔵庫で冷やす

デザートの定番、りんごの煮物。りんごを切るのにフルーツナイフ大活躍。皮むき?すみませんピーラーです。だって、ナイフでむくと実が少なくなってしまうんだもの。

りんごは完全に柔らかくなるまで煮るのではなく、まだ少し硬さが残っているくらいの段階で火を止めたほうがいいような気がする。冷やす前にレモン汁やシナモンをかけてもよいが、そのへんはお好みで。

おわりに

だいたいこんなところか。ほかにもにんじんのバター煮(にんじんをバターと砂糖で煮る)とか、しいたけ昆布(しいたけと昆布をしょうゆ、砂糖、みりん、酢、酒で煮る)、かつおの煮物(かつおをしょうゆとしょうが、酒で煮る)とかあるのだが、書くのが面倒になった。

にんじんはフルーツナイフで切れるし、しいたけも問題ない。昆布は乾燥昆布を手でちぎるのでナイフ不要。かつおの煮物は刺身の売れ残りを使うのが手っ取り早い。最初から切れているし、付属のおろししょうがを使えばしょうがを切る手間も省ける。

コスト重視のメニューではないので、外食に比べて安いかは微妙。料理は大量につくると安くなるが、ひとりぶんをちまちまつくるとかえって高くつくからだ。

当研究所の料理を私以外に食べたことがある人はいなかったりする。毎朝、「おいしい料理でみんなハピハピハッピー」というフレーズを聞くたびに目が汗をかきそうになるのは内緒だ。

最後はクッキンアイドル アイ!マイ!まいん!で締めてみました。だって、アニメと現実の区別がつかないダメな男ですから。

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